京のべっぴん北山杉
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北山丸太とは?

北山林業、北山丸太は、室町応永年間頃から始まったとされ、六百年の歴史を有します。特に江戸時代中期には、現在のような人工林として北山林業が確立されたと考えられ、以後茶室に始まる数奇屋建築の高級部材として用いられ発展してきました。
その間、先人のたゆまぬ情熱と努力によって編み出された北山独特の技法は、代々受け継がれ、世界にも類を見ない超集約的林業を完成させました。
戦後は、高度経済成長時代の建築ブームにも乗り、一般建築の床柱として大いに用いられてきました。


美しさだけでは、北山丸太がもつ力強さ。

北山丸太とは本来、数奇屋建築や床柱など木の肌の光沢や模様(絞り)を楽しむもので、一般的な木材の様な構造材としての利用法というより意匠材(インテリア素材)としての機能をもった特殊な素材です。
しかし近年、構造材としての利用価値も注目されてきています。以下はその調査結果です。
(第54回日本木材学会大会で発表。京都府林業試験場、京都大学教授調べ)

製材品や一般丸太と比較して、北山丸太は特に曲げ性能が優れていた。

曲げ試験の一般的な変位-応力図です。
北山丸太の最大応力が高いことや、ヤング係数(グラフの立ち上がりの傾きが急なほどヤング係数が高い)が高いことがわかります。
また製材品では一気に応力が落ちていますが、丸太では落ちかけた後、再び応力が上昇する状況が認められました。
>>詳しい調査結果はこちら
北山丸太は、丸太の名のとおり、かならず年輪の芯を生かして使われます。
床柱になる丸太も、垂木になる丸太も、太さに関係なくしっかりとした芯をもっています、だから強いのです。
また、年輪の目が詰んでいるほど”磨き”をかけたあとの木肌がつややになり、やさしい表情がうまれます。
こうして、美しさを力強さを兼ねそなえた北山丸太ができるのです。

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